ゆっくり茶番劇の商標登録が行われ、話題になっています。
今回の記事では、「ゆっくり茶番劇は今後どうなる?柚葉炎上で審議?」についてまとめました。
柚葉って?
#ゆっくり茶番 投稿者各位
この度、当社は「ゆっくり茶番劇」商標権を取得いたしました。⚠️今後、当該商標をご利用頂く場合はライセンス契約が必要となる場合が御座います。
✅詳細は下記URL「商標使用に関する要網(ガイドライン)」動画版をご確認下さい。
▼YouTube▼https://t.co/U0D1FbSAxJ pic.twitter.com/yvU1k4T50y
— 柚葉 / Yuzuha【祝!ゆっくり茶番劇 商標登録】 (@Yuzuha_YouTube) May 14, 2022
Youtuber。所属
UUUM CREAS
Coyu.live
ゆっくり茶番劇の商標登録って?
動画投稿者の「柚葉」さんが、「ゆっくり茶番劇」の商標権を取得されたことがきっかけで発覚しました。
この「ゆっくり茶番劇」は、同人サークルの「東方Project」の二次創作として生まれています。柚葉さんは東方Projectの原作スタッフではなく、あくまで第三者に該当します。
「東方Project」の原作者は、上海アリス幻樂団のZUNこと、太田順也さん。
本日、上海アリス幻樂団の新作「虹色のセプテントリオン」は、多くの方の手にお届け出来る様に、一人一枚限り(ループ不可)とさせて頂きます。
頒布時にリストバンドにマジックでチェックさせてもらいます。チェックのある方はもう一度並べませんので、よろしくお願いします。 pic.twitter.com/tHXMvC2QtE— 博麗神主 (@korindo) December 31, 2021
ZUNさんはファンの間で、「神主」と呼ばれています。
ゆっくり茶番劇は今後どうなる?柚葉炎上で審議?
「ゆっくり茶番劇」は、「東方Project」の二次創作であり、「柚葉」さんが発案したものではありません。
しかし、「ゆっくり茶番劇」は、柚葉さんにより、既に商標登録されています。
「ゆっくり茶番劇を生み出した本人じゃないのに、商標登録なんてできるの?」と疑問が残りますが、商標登録の出願要件である「先願主義」が今回の出願に影響を与えている様子。
先願主義
商標法においては、特許庁に対し、「先に商標登録の出願手続を行った者」が優先的に保護されること
つまり、今回のケースだと、ゆっくり茶番劇を生み出した本人ではなく、商標登録を行った柚葉さんの権利が優先されることに。
ですが、「東方Projectの二次創作ガイドラインに反しているのでは?」という意見もあります。
東方Projectの二次創作ガイドラインには、禁止事項として、下記の記載が。
・他者の権利を侵害する、または侵害するおそれのある内容
と、今回の柚葉さんの商標登録に関する動向は、ガイドライン違反と言われても仕方がない様子。
現在までの動きがこちら!
約2か月前に全く関係のない柚葉さんがゆっくり茶番劇を商標登録。
↓
5月15日、商標登録したという旨の柚葉さんのツイートが公開され、今後「ゆっくり茶番劇の商標を使用する際は、「商標使用許可申請書の提出」と年間10万円+税の使用料の支払いを求めると通告。
↓
商標登録は、登録後に発行される商標公報の発行の日から2月以内に限り、登録異議申立を行うことができるが、既に2ヶ月が経過しており、異議申立が不可能な状態に。
↓
抗議の嵐がTwitterで起こり、大炎上!!
↓
ゆっくり茶番劇のZUNさんがツィート!
ゆっくり茶番劇の話は耳に入りましたよー。
法律に詳しい方に確認しますね。— 博麗神主 (@korindo) May 15, 2022
↓
特許庁は「ゆっくり茶番劇」の登録に関し、審議入り。
特許庁審議に入る
VIP大勝利#柚葉を許すな pic.twitter.com/QvX78tJM32— たくみ🐟GDB RG㌏ CBR (@yamamerua0217) May 15, 2022
まとめ
今回の記事では、「ゆっくり茶番劇は今後どうなる?柚葉炎上で審議?」についてまとめました。
「東方Project」の二次創作ガイドライン違反を犯している柚葉さんに対し、「東方Project」の原作者ZUN側がどのように対応するのか?また、特許庁は「ゆっくり茶番劇」の登録に関し、審議入りしており、今後どのような裁定を下すのかが気になるところ。
「ゆっくり茶番劇」は、柚葉さんだけの物ではなく、たくさんの人達に愛されて育てられてきたコンテンツなので、個人的には、柚葉さんが自主的に「商標登録の撤回」を行わないと事態は収束しない気がします。
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