今回の記事では、大正処女御伽話の登場人物の中で、最もヤバイと呼び声高い、珠彦の姉、志磨珠代(たまよ)。
今回の記事では、志磨珠代(たまよ)についてまとめてみました。
この記事を読めば、「珠代が、いかにヤバイ人物なのか?」を知る事ができます。
珠代のプロフィールは?
本名 | 志磨 珠代 (しま たまよ) |
年齢 | 19歳 |
家族 | 5人兄弟の2番目(長女) |
珠彦の2歳上。
5人兄弟ですが、珠彦とは腹違いです。
登場シーンは多くありませんが、冷血で、狂気的な性格のため、どのシーンも印象が強くて、ヤバイです。
珠代の、狂気的なエピソード5選
ピアノを弾こうとした珠子の指を挟もうとする
「第26話 珠子ノ憂鬱 4巻」のシーン。
珠子が6歳、珠代が13歳の頃の回想シーンです。
ピアノを弾く姉の珠代を羨ましく思った珠子は、自分も弾いてみたいと指を近づけます。
すると、珠代は、珠子の指が鍵盤に近づいた瞬間に、勢いよく鍵盤蓋を閉じ、珠子の指を挟もうとします。
驚いて指を引っ込めた珠子に、冷たい笑みを浮かべる珠代。
文句なしのサイコパスエピソードです。
生きた虫を切り刻み、分解させる珠代
こちらも、「第26話 珠子ノ憂鬱 4巻」のシーン。
珠子が6歳、珠代が13歳の頃の回想シーンです。
珠子に、「おままごとをしよう」と誘ってくる姉の珠代。
いくつかの虫を捕まえてきた珠代は、
お食事の準備をしようと言い出します。
生きた虫を引きちぎるよう指示する珠代。
「まだ生きているから、かわいそうだよ。」と涙ぐむ珠子に、さらに強要し、「ほら、イモ虫さんの活け造りができた!」と、イモ虫を分解して見せます。
トラウマ必至のサイコパスエピソードです。
ユヅの母親の赤ちゃんの殺害をほのめかす珠代
「第31話 御伽話ハ幕 5巻」のシーン。
ユヅの元に現れた珠代は、ユヅに対し、珠彦と別れるよう強要します。
当然、ユヅは拒否しますが、珠代は、ユヅの母親が妊娠している事をユヅに伝えます。
縁が切れてしまった母親に、赤ちゃんが宿っている事を知り、喜ぶユヅ。
そんなユヅに対し、「赤ん坊を失うことになるわよ!」と脅迫し、珠彦と別れさせます。
珠代の怖さが光るエピソードです。
ケガで療養中の長男に毒を盛り、殺害する
「第33話 親子ハ一世 5巻」のシーン。
関東大震災の時にケガを負い療養中だった長男の珠樹に、毒を盛ります。
目的のためなら手段を選ばない珠代。
実の兄でさえも、このような仕打ちをしちゃうヤバい人物です。
父親を孤立させ、自分の意のままに動かす珠代
「第33話 親子ハ一世 5巻」のシーン。
父親と子供たちの縁が切れるように仕向け、珠代以外の兄弟は、このようにバラバラに・・・
長男 珠樹 | 死去 |
次男 珠彦 | 絶縁(ユヅの家に婿入り) |
三男 珠央 | 絶縁(叔父の曲直部 珠介の養子に) |
次女 珠子 | 絶縁(叔父の曲直部 珠介の養子に) |
結局珠代って、何がしたかったの?
珠代は、父親からの注目を集め、父親を自分だけのモノにするのが目的でした。
そして、珠代の思惑通り、兄弟は父親から離れて行き、珠代だけが志磨家に残り、物語は終わりを迎えました。
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